焙煎度

焙煎したコーヒー豆には、明るい茶色の「浅煎り」や黒っぽく表面に油が浮いて艶のある「深煎り」など、焙煎の「深さ」を表すものが焙煎度です。
焙煎の深さとは、焙煎の工程において加熱時間が長く、より高温まで達する場合を「深い」。逆に加熱時間が短く、より低温で焙煎を終了する場合を「浅い」と表現します。焙煎度はコーヒーの風味(酸味、甘味、苦味、質感など)のバランスを決める重要な要素となります。
焙煎の深さをL値やAgtronという光学計測器で数値化(簡単に言えば色を数値化して判別)することも用いられますが、どこからどこまでが浅煎りなのか?深煎りなのか?についてはロースターの主観によるため、客観的な尺度を用いることが困難となっています。あくまで相対的な表現で、絶対的な基準があるわけではありません。

そこで、石かわ珈琲では焙煎度を下記の5段階で表記することといたします。

・浅煎り:ミディアムロースト
    (1ハゼ開始〜1ハゼ終了直後)

・中浅煎り:ハイロースト
    (1ハゼ終了〜2ハゼ開始前)

・中煎り:シティロースト
    (2ハゼ開始直後)

・中深煎り:フルシティロースト
    (2ハゼ開始〜2ハゼピーク前)

・深煎り:フレンチロースト
    (2ハゼのピーク)

※カッコ内は焙煎終了時の目安となります。

※「ハゼ(爆ぜ)」とは
焙煎の工程において、コーヒー豆を加熱していくと豆の内部で化学変化が起き、水蒸気や二酸化炭素が発生します。
これらのガスによって豆の内圧が上昇し豆が膨らんでいきます。
やがて内圧の上昇に耐えられなくなり、細胞が音をたてて破壊される現象をハゼと呼びます。